こんにちは。
明日は足のクリニックに行って、タコ(胼胝・べんち)と魚の目をやっつける予定なのですが、
予習としてちょっと調べたことを書いておこうと思いました。
足にできるタコは、単に皮が硬くなってるだけではなくて
私たちの立ち方と歩き方について、悪い癖がることを教えてくれています。
タコは「体の偏り」を知らせてくれる
タコができるのは、不自然に圧力や摩擦が繰り返しかかっているところ。
立ち方のクセや、歩き方の偏りがあるというサインです。
私はただの硬い皮だと思って、そのサインを、無視し続けてきたのですが、
どんどん悪循環が重なって、今の状態になっているということを知ったので
放っておく訳にはいかなくなりました。
タコによって起こる不具合とは?
① 痛み・違和感 → 歩き方がおかしくなる
タコがあると、踏んだときにチクチク痛みを感じたり、違和感を感じます。
それで、それをかばうように歩いているうちに、余計にバランスを崩してしまいます。
膝や腰、首・肩にも余計な力が入るので
腰痛や肩こり、頭痛などに繋がります。
② 足のアーチが育ちにくい
足の筋肉を強化すべく日々努力しているのですが、
タコがあると邪魔だということがわかりました。
タコがよくできる場所として、代表的な箇所が3つあります。
・1つ目は、人差し指の付け根の肉厚部分
・2つ目は、親指の付け根の肉厚部分
・3つ目は、小指の付け根の肉厚部分
私はこの3ヶ所ともしっかりタコができています。
これは足のアーチが崩れていることと深く関係しています。
アーチを作るために育てたい筋肉が、タコがあることで、働きにくくなっています。
③ 感覚が鈍くなり、転びやすくなる
②と繋がりますが、硬く厚くなった皮膚の下では、神経が圧迫され、部分的に感覚が鈍くなりますから、
血行を悪くし、感覚を鈍らせるので、足全体の柔軟性を奪ってしまうのです。
そのため、高齢の方では、転倒のリスクが高まるというデータもあります。
④ 靴が当たってさらに悪化する
タコができると、そこが靴に当たりやすくなり、
ますます圧迫や摩擦が加わって悪化のループにはまってしまうのです。
痛みを避けようとして、歩けば、さらにバランスを崩してゆきますしね。
⑤ 魚の目に進行することも
タコを放っておくと、拗らせて「魚の目(ウオノメ)」になってしまうこともあります。
芯ができて、神経に触れると強烈な痛みが出ます。
ですので、タコの段階で手を打つことが何より大切です。
タコは「足と体からのメッセージ」
「靴が足に合ってないよ」
「今の体重のかけ方、偏ってるよ」
そんなふうに、タコは体のゆがみや使い方のクセを教えてくれていますから、
しっかり向き合って、問題解決の緒にできたらいいですよね。
私は明日いよいよ足のクリニックに行くので、どうなるかワクワクしております。
タコを改善するためにできること
・足のアーチを整えるインソールを使う
・正しい姿勢と歩き方を意識する
・定期的に足裏のケアをする(保湿や角質ケアなど)
・痛みやトラブルが続く場合は専門家に相談する
そしてなにより大事なのは、
**「自分の足をしっかり観察して、向き合ってあげること」**ですね。
まとめ
タコは、足だけでなく、
あなたの姿勢や身体のバランスを映す鏡のような存在。
見た目だけの問題にせず、
「どうしてここにタコができたのかな?」と、ぜひ一度足元を見直してみてください。
「歩き方」は小学校の運動会の時に、行進する歩き方を教えられることもありますが、
「体の健康を保つための正しい歩き方」はめったに教わりません。
人生において最も価値のあることというのは、
大抵の場合、自分で勉強するしかないのです。
また、タコを防ぐ・改善するセルフケア方法もご紹介できたらと思います。
それでは、また🦶