巻き爪手術から40年、そして今
足を整えて、人生を整える記録
Diary of a patient with bunion

タコ〜足と体からのSOSサイン

こんにちは。

明日は足のクリニックに行って、タコ(胼胝・べんち)と魚の目をやっつける予定なのですが、

予習としてちょっと調べたことを書いておこうと思いました。

足にできるタコは、単に皮が硬くなってるだけではなくて

私たちの立ち方と歩き方について、悪い癖がることを教えてくれています。

タコは「体の偏り」を知らせてくれる

タコができるのは、不自然に圧力や摩擦が繰り返しかかっているところ。

立ち方のクセや、歩き方の偏りがあるというサインです。

私はただの硬い皮だと思って、そのサインを、無視し続けてきたのですが、

どんどん悪循環が重なって、今の状態になっているということを知ったので

放っておく訳にはいかなくなりました。

タコによって起こる不具合とは?

① 痛み・違和感 → 歩き方がおかしくなる

タコがあると、踏んだときにチクチク痛みを感じたり、違和感を感じます。

それで、それをかばうように歩いているうちに、余計にバランスを崩してしまいます

膝や腰、首・肩にも余計な力が入るので

腰痛や肩こり、頭痛などに繋がります。

② 足のアーチが育ちにくい

足の筋肉を強化すべく日々努力しているのですが、
タコがあると邪魔だということがわかりました。

タコがよくできる場所として、代表的な箇所が3つあります。

・1つ目は、人差し指の付け根の肉厚部分
・2つ目は、親指の付け根の肉厚部分
・3つ目は、小指の付け根の肉厚部分

私はこの3ヶ所ともしっかりタコができています。
これは足のアーチが崩れていることと深く関係しています。

アーチを作るために育てたい筋肉が、タコがあることで、働きにくくなっています。

 

③ 感覚が鈍くなり、転びやすくなる

②と繋がりますが、硬く厚くなった皮膚の下では、神経が圧迫され、部分的に感覚が鈍くなりますから、

血行を悪くし、感覚を鈍らせるので、足全体の柔軟性を奪ってしまうのです。

そのため、高齢の方では、転倒のリスクが高まるというデータもあります。

④ 靴が当たってさらに悪化する

タコができると、そこが靴に当たりやすくなり、

ますます圧迫や摩擦が加わって悪化のループにはまってしまうのです。

痛みを避けようとして、歩けば、さらにバランスを崩してゆきますしね。

⑤ 魚の目に進行することも

タコを放っておくと、拗らせて「魚の目(ウオノメ)」になってしまうこともあります。

芯ができて、神経に触れると強烈な痛みが出ます。

ですので、タコの段階で手を打つことが何より大切です。

タコは「足と体からのメッセージ」

「靴が足に合ってないよ」

「今の体重のかけ方、偏ってるよ」

そんなふうに、タコは体のゆがみや使い方のクセを教えてくれていますから、

しっかり向き合って、問題解決の緒にできたらいいですよね。

私は明日いよいよ足のクリニックに行くので、どうなるかワクワクしております。

 タコを改善するためにできること

・足のアーチを整えるインソールを使う

・正しい姿勢と歩き方を意識する

・定期的に足裏のケアをする(保湿や角質ケアなど)

・痛みやトラブルが続く場合は専門家に相談する

そしてなにより大事なのは、

**「自分の足をしっかり観察して、向き合ってあげること」**ですね。

まとめ

タコは、足だけでなく、

あなたの姿勢や身体のバランスを映す鏡のような存在

見た目だけの問題にせず、

「どうしてここにタコができたのかな?」と、ぜひ一度足元を見直してみてください。

「歩き方」は小学校の運動会の時に、行進する歩き方を教えられることもありますが、

「体の健康を保つための正しい歩き方」はめったに教わりません。

人生において最も価値のあることというのは、
大抵の場合、自分で勉強するしかないのです。

また、タコを防ぐ・改善するセルフケア方法もご紹介できたらと思います。

それでは、また🦶