巻き爪手術から40年、そして今
足を整えて、人生を整える記録
Diary of a patient with bunion

足元から人生を整える〜私の歩みとこのブログに込めた想い〜

はじめまして

こんにちは。先日金沢へ主人と旅行に行ってきましたが、外国人旅行客ばかりでした。

主人も外国人なので、オーバーツーリズムの流れに紛れて楽しく観光してきました。

今の私は、ベアフットシューズを履いて、動きやすい服装で毎日たくさん歩いている50代の女性です。

でも、かつての私は…

先の尖った高いヒールを履き、足の痛みを我慢しながら歩き回る毎日を送っていました。足の健康なんて考えたこともなく、気づいたときには重度の外反母趾と内反小趾に。

これが、今の私にとってとても大きな問題になっています。

なぜなら、私の両親をはじめ、多くの高齢者が「足・膝・腰」の痛みに苦しんでいる姿を見てきたからです。
私も同じ道をたどるかもしれない…そう強く感じたのです。

今の子どもたちは幸せかもしれない

私は3人の子どもの母です。長男はもう21歳。彼が赤ちゃんだった頃、初めての靴を選ぶときには、アシックスの足測定イベントに行って、きちんとサイズを測ってもらいました。

これは、当時のママ友に誘われて「当たり前」のようにやったことですが、自分自身の子ども時代を思い出すと、なんとも言えない複雑な気持ちになります。

忘れられない、足にまつわる記憶

私が12歳の時のことです。

ひどい巻き爪に悩み、ついに手術を受けることになりました。両親は仕事で忙しく、私はひとりで病院へ…。

今では考えられないかもしれませんが、体調が悪いときも自分で病院を探し、お金だけ親にもらって対処していました。ネットもない時代、病院選びはまさに「運まかせ」だったのです。

その手術で、爪が変形してしまいました。

しかも手術後、医師にかけられた言葉は——

「足の爪の形が悪くても、結婚できるから大丈夫だよ」

その言葉に、私は心を深く傷つけられました。

本当は誰かに、そばにいてほしかった

私は今も、たぶんあのときの傷が完全には癒えていないと感じています。

誰かを恨んでいるわけではありません。

でも、あの時、誰かがそばにいてくれたら——

もっときちんと対応できていたら——

こんなに辛い思いはしなかったのかもしれない。

そう思わずにはいられません。

このブログで伝えたいこと

このブログでは、私自身が抱える

  • 外反母趾、内販小趾

  • 巻き爪

  • 扁平足

  • 開張足

などの足のトラブルについて、実際に行っているセルフケアの方法を紹介していきます。

同じように足の不調で悩んでいる方がいたら、
「私もひとりじゃないんだ」と思えるような場所にしたいのです。

最後に

ブログを書くのは初めてで、至らない点もあると思いますが、

足に悩みを抱えるすべての方に寄り添えるブログを目指して、少しずつ更新していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。