巻き爪手術から40年、そして今
足を整えて、人生を整える記録
Diary of a patient with bunion

「浮指」問題も解決させたい

こんにちは。あじさいが咲き始めましたね。

最近、アップルウォッチのおかげで歩くのが楽しくなってきました。

今週はなんと…1日の平均歩数が10,000歩を超え㊗️✨

ちょっとした達成感に浸っています♪

しかし、ただ歩くのではダメな課題だらけの“私の足”。

完全に両方の小指が浮指なのです😢。

「浮き指」を放っておけない理由


足のトラブルの中でも意外と知られていない「浮き指(うきゆび)」。

実は私自身も、以前はこの“浮き指”という言葉すら知らなかったのですが、

今では、これがどれだけ体全体に影響するものなのか、身をもって感じています。

 浮き指ってどんな状態?

「浮き指」とは、足の指が地面につかず、浮いてしまっている状態のこと。

立っているときや歩いているとき、本来なら指もしっかり床に接して踏ん張っているはずが、それができていないのです。

2024年3月(1年前)の私の足の接地面

こんな感じで、左の親指も浮いてます。
これ、意外と多くの人がなっているんですよ。特に女性に多い印象があります。

浮き指で困ること、実はたくさん

1. つまづきやすくなる

指でしっかり踏ん張れないと、体のバランスが崩れてしまいます。

ちょっとした段差や坂道でつまづいたり、転びやすくなることも…。

2. 外反母趾や開張足が進行しやすい

指を使えない分、足の他の部分に負担が集中します。

その結果、外反母趾・開張足・偏平足などがどんどん悪化してしまうことも。

私がまさにそれです。

それでも立ち方が少し改善されたからか、左足の設置面が増えています。

2025年3月(3ヶ月前)の足の接地面
 

3. 肩こり・腰痛・頭痛などの原因にも

足は「体の土台」です。

浮き指によって重心が後ろにズレると、それを補うように膝・腰・背中・首が無理にバランスを取ろうとして、全身に負担がかかります。

結果的に、肩こり・腰痛・頭痛などの不調が出てくることもあります。

4. 歩くだけで疲れやすい

足の指が使えないと、ちゃんと蹴り出すことができません。

歩くだけでもエネルギーをたくさん消耗してしまい、すぐに足が疲れる、重だるくなると感じるようになります。

5. 姿勢や歩き方が崩れる

指先を使って歩けないため、体重移動がスムーズにいきません。

その結果、ペタペタ歩きになったり、猫背やO脚などにもつながることがあります。

🏃‍♀️ スポーツや日常生活にも影響が…

浮き指になると、ジャンプ・ダッシュ・方向転換などの動作も不安定になり、

スポーツのパフォーマンスが落ちるのはもちろん、

「階段を降りるときにふらつく」

「重い荷物を持つと踏ん張れない」

といった日常の動作にも支障が出てしまいます。

 足の指、ちゃんと使えてますか?

足って、普段は靴に隠れて見えないぶん、意識しにくい場所ですよね。

でも、「今、足の指がちゃんと地面に着いているかな?」って、

少し意識してみるだけでも、自分の体との向き合い方が変わってきます。

私も以前は見て見ぬふりをしていましたが、

今では浮き指の改善のためにテーピングや体操など、できることからコツコツと続けています。

 まとめ

浮き指は、ただの“足の指の問題”ではありません。
全身のバランスや健康に深く関わる、大切なサインなんです。

「ちょっと足が疲れやすいかも」

「姿勢が崩れてきた気がする」

そんな方は、一度“足の指”にも目を向けてみてくださいね。

きっと、体とのつながりに気づけるヒントがあると思います🍀

また次回、改善方法などもご紹介していきますね。

それでは、また🕊️