巻き爪手術から40年、そして今
足を整えて、人生を整える
Diary of a patient with bunion

襟を正す〜重心を直すのは難しいぞ

こんにちは。

梅雨に入ったのか、雨模様が続いて蒸し暑い日が続いていますね。

そんな日曜日、私は合気道の武器稽古のために麻布へ出かけてきました。

 足の問題に向き合う理由

私が外反母趾や内反小趾のケアに力を入れている理由のひとつ。

それは、合気道の稽古を長く続けたいからです。

他の運動も同じかもしれませんが、合気道には体幹の強さが必要不可欠。

人を投げたり、投げられたりするなかで、足元が不安定だと、いつかケガをするだろうな…と実感しています。

だからこそ、今、足元をしっかり整えようと決めました。

その日は、稽古で「居合(いあい)」の型をいくつか学びました。

「骨の上に骨を乗せる」姿勢の感覚

抜刀から剣を振り下ろす一連の動きの中で、私はつい前傾姿勢になりがち。

そんなとき、私がもっとも尊敬しているY師範が、

「こんな感じだよ」と、私の首の後ろの襟をキュッとつかんで、ぐっと上へ引き上げてくださいました。

その瞬間、首の骨が肩甲骨の真上に「カチッ」と乗ったような感覚があり、

同時に、ふっと肩の力が抜けて——

腹筋がぷるぷる震えました(笑)

姿勢を保つのに、普段使っていない背筋や腹筋を総動員しているのがよく分かります。

思わず「お〜っ」と声が出てしまい、自分でも笑ってしまいましたが、

これまでの私の“背筋の伸ばし方”が間違っていたことを、体で理解できたような気がしました。

「潔く、勇清く」——Y師範の言葉

Y師範の武器稽古は、私にとって特別な時間です。

「潔く(いさぎよく)、勇清く(いさきよく)」

——これは、師範がよく口にされる言葉。

この言葉に触れると、心が洗われるような気持ちになります。

私は、習い事は“先生で選ぶ”と言ってもいいと思っています。

技術だけでなく、人間性や在り方も、私にとってはとても大事な要素なんです。

もちろん、私のような未熟者が偉そうに…とは思うのですが、

どうせ真似をするなら、形だけじゃなく、心まで真似したいと思ってしまいます。

 東洋医学から見る「足と体のつながり」

ところで、東洋医学的な視点ではこんな考え方があるそうです。

  • 足の小指は体の背側の筋肉とつながっている

  • 足の親指は体の**内側(インナーマッスル)**と関係している

つまり、小指を鍛えれば背筋がしっかりし、

親指を鍛えれば体幹が強くなる……という話。

本当かな?と思いつつ、

少しずつ自分の体で確かめてみたいと思っています。

まとめ:まだまだ道の途中

まだまだ、私の足も、姿勢も、重心も「道半ば」です。

でも、こうして一歩ずつでも気づきがあって、

それを自分なりに感じ取り、学びに変えていけることが、なんだか嬉しいです。

また変化があったら、ここでシェアさせてくださいね。

今日も読んでくださって、ありがとうございました😊