巻き爪手術から40年、そして今
足を整えて、人生を整える
Diary of a patient with bunion

体調のリズムに上手く乗る〜更年期との向き合い方〜

こんにちは。

実は先日、病院に行ってきました

きっかけは、運動中に感じたちょっとした動悸と、運動後に続いためまいでした。

「まぁ、時間が経てば治るかな」

そう思って10〜20分ほど我慢していたのですが…

そのあと2時間も動けないほどの動悸とめまいと吐き気が続いて。

数日たっても、胸の奥に鈍い痛みが残っていたため、ようやく重い腰を上げて病院で検査を受けてきました。

大げさにはしたくない。でも…

正直なところ、「病気じゃないに決まってるし…」と、大ごとにはしたくない気持ちがずっとありました。

「周りに心配をかけたくない」「忙しいし、これくらいは我慢しよう」って、つい思ってしまうんですよね。

でも、もうちゃんと体と向き合わないといけない年齢なんだなって思います。

できるだけ深刻にならず、でもちゃんと真剣に。

自分をいたわる時間を、これからの暮らしに増やしていきたいと思いました。

注射はいくつになっても苦手ですが(笑)

今回はしっかり採血と心電図の検査を受けてきました。

診断結果は「更年期障害」でした

検査の結果、血液などに異常はなく、自律神経の乱れ=更年期障害との診断でした。

「ホルモンバランスを整える必要がありますよ」

と、先生にやさしく言われて…あらためて気づきました。

そういえば、ホルモンバランスって思春期の頃からずっと影響を受けてきた気がします。

たとえば、若い頃の「気持ちが沈む」「イライラする」って感情も、

ずっと「私って性格が悪いのかな…」なんて、自分を責めてばかりでした。

でも、今は、こう思えるんです。

あれってきっと、ホルモンの波だったんだなって。

自分を責める必要なんて、まったくなかったんだと知るだけで、

ちょっと心が軽くなりました。

ホルモンの波には、真っ向勝負を挑まない「いなし方」

更年期の体調不良は、「性格」ではなく「体調のサイン」。

イライラしたり、くよくよしたりしても、それは生きてる証拠だと思うことにしました。

例えば、

剣と剣を真っ向からぶつけると、折れてしまうけれど、

横に流していなすようにすれば、剣は長持ちします。

身体がつらい時は、がんばるんじゃなくて“しのぐ”のが正解だと思っています

ホルモンバランスを整えるために心がけていること

ここからは、**私なりの「体調不良とのつきあい方」**をご紹介します。

症状がある方も、まだない方も、「いつか来る波」と思って読んでみてくださいね。

 1. リラックスする時間をちゃんと持つ

  • ミルクティーを飲む(アフリカ椿茶やたんぽぽ茶など)

  • 昼寝する

  • 好きな音楽をかける

  • スーパーで買い物する

    → とにかく1人で気持ちがホッとすることを取り入れるようにしています。

2. 食事を「整える手段」として考える

  • 果物ジュース(アサイベリー、ブルーベリー、ざくろ)

  • 発酵食品(お味噌汁やキムチ、納豆など)

  • ビタミン・ミネラル・鉄分を意識的に摂る

    → 「食べたいから食べる」よりも「整えるために食べる」という考え方にシフトしました。

 3. メリハリをつけて運動する〜疲れている時は無理しない

  • 無理せず歩く(目標は1日8000歩)

  • ストレッチと土踏まず育てる筋トレ

  • 合気道に行く

疲れているときはお休み!でも体が動きたがっているときは全開で家事します。
で、時間があったら本部へ稽古に行きます。

 4. ちゃんと「医療機関を頼る」

医療機関で正確に自分の身体の状態を知ることが大切。

  • 健康診断を受ける

  • 外反母趾なら整形外科へ

  • 必要なら婦人科へ

頼れるものは頼ったほうがいい

私一人の視野なんて本当に狭いですからね。

「完璧じゃなくていい」と思えるようになったら…

更年期障害という言葉を聞いた時、いよいよ来たか〜と思いましたが、

今ではなんだか、**「安心感」**のようなものも感じています。

前よりも、自分にも人にも優しくなれている気がするんです。

「今日は休む日でいいや」

「I’m not OKでもOKだよ」って。

今日も、やさしく生きていこう

これからも体調に波があると思います。

でも、その波を“リズム”として受け入れる生き方を選びたいと思います。

  • こまめに水分を摂る

  • 栄養をしっかり摂る

  • たっぷり寝る

  • 医療機関を必要に応じて使う

  • そして…少し自分にやさしく

ということで、ではまた。