Diary of a patient with bunion

開張足は怖い

中程度の外反母趾と内反小趾を抱える私は、扁平足であり、開張足です。
開張足というのは足が横に開いている状態で、クッション機能がなくなっちゃっているわけです。足が受ける衝撃をまともに受けていたらどこか痛めるわけです。体重軽くないですし。

中足骨をサポートしながら内在筋(虫様筋)を鍛える

足部は約28個の骨と筋肉で精巧にバランスをとるようにできているそうで。
でも外反母趾の人の足の骨は正しい位置にはなくてバランスがとれない状態です。
指を動かすための筋肉(虫様筋)も全然使われていないので力がないわけです。
私も数年前は全然足の指を動かすことができませんでした。それがあたりまえと思っていました。

そのままにしておけば足の幅は広がる一方で、そのうち捌ける靴がなくなってしまうなんて怖いですから、必死で筋トレしました。

自分の足の状態を知ってないと対策できない!

外反母趾の人の抱える問題は大体共通しているとはいえ、
自分の状態をちゃんと知っておけば良いことしかないので、

今年の7月頃、高田馬場にあるフットコンディショニングというところのトライアルに行きました。FOOTLOOKという測定器で足の測定や体重がどんなふうに分散されているかを測定しました。画像は私の足です。立っているときに左足の母趾(親指)と両足の小趾(小指)は地面についていませんでした。浮指です。

この画像が手に入ったのはすごく価値があったし、正しいといわれる立ち方を体感できたのは良かったです。でも、整体みたいなことをしてくださるのですが、普段から本格的な整体ストレッチをやっている私にはかなり物足りなくて、そこからの価格設定が疑問たったので、それきりです。

簡単じゃないと無理!毎日やる整体と筋トレ


浮指対策としてめちゃくちゃ簡単で効果があったと思っている整体エクササイズを1つ紹介します。

仰向けになって両足の裏を壁にぴったりくっつける。

これだけです。足は地面から40cmくらいの高さで膝を楽に伸ばして足の5本の指が全部壁につけたまま状態で30秒数える。それから、そのままの体制から母趾と小趾を交互に壁にタッチするのを10回。これを1日に4セットやります。
これを初めてやったとき、私の場合は土踏まずの筋をつってしまったけれど、それまで力が入らなかった指がめきめき強化される感じがあります。かなりお勧めです。

半世紀放っておいてしまった足のケアは結局全身へとつながるわけで、
色々やっていると体力がじわじわ上がってきます。
スタートが酷かった私は伸び代しかありませんから
まだまだ成長できる人生楽しみたいです。

写真は娘を迎えに行った夜の池袋の映画館。