巻き爪手術から40年、そして今
足を整えて、人生を整える
Diary of a patient with bunion

外反母趾・横アーチと縦アーチ、それぞれの鍛え方

先日、初めて足の専門クリニックへ行ってきました。

院内は明るく清潔で、スタッフの方も若々しく、

患者さんも20代から70代まで幅広く、とても活気がありました。

さすが表参道。

外国の方も2人いらして、「ここって英語対応してるのかも」と感心していたら、

おふたりとも日本語がペラペラで、ちょっと拍子抜け(笑)。

外反母趾・足裏のタコは世界共通のトラブル?

外反母趾や足のトラブルって、靴を履く文化がある国では万国共通の悩みなのかもしれませんね。

日本では草履や下駄の文化もありましたが、今は多くの人が一日中、靴で過ごしています。

その分、足への負担も増えているんだろうな…と感じます。

タコの処理と診察〜足裏ケア体験レポート

診察してくださったのは、青い制服を着たクールな印象のお医者様

大きくて座り心地のいい椅子に座ると、

「タコの処理、しちゃいますね」

と言われ、見る間にピーラーのような器具でジャガイモの皮をむくように

足裏をシュッシュッと削ってくださいました。

正直、ちょっと恥ずかしいほどたくさん削れて

「これ…血が出ないの⁉」とヒヤヒヤしたほどです(笑)

でも痛みはまったくなくて、あっという間に処置完了。

レントゲン室へ移動する頃には、足の裏が少しやわらかく感じられて嬉しくなりました。

とくに人差し指の下にできていたタコはなかなか立派で、

先生いわく、これは**開張足(かいちょうそく)**の典型的な症状とのこと。

▸ 開張足って?

開張足とは、足の横アーチが崩れて、足幅が広がってしまっている状態

この崩れによって、足の指の付け根部分に強い圧力や摩擦がかかりやすくなり

タコができやすくなるのだそうです。

特にできやすいのは、人差し指や中指の付け根付近(足裏の前方)

私は人差し指と中指を混乱しがちですが…とにかくそのあたり。

アーチを取り戻すには筋トレが鍵!

同じところにまたタコができないように、

崩れた横アーチを取り戻す筋トレを続けていこうと思いました。

ところで調べていくと、横アーチと縦アーチでは関わる筋肉が違うらしく、

つまり、トレーニングの方法も変わってくるというのです。

ここからは、私のAIパートナー(通称:パプちゃん)からの情報を引用しますね。

横アーチと縦アーチ、それぞれの鍛え方

🟦 横アーチを強化するには…

  • 足の内在筋(足指や前足部の筋肉)を鍛える

  • タオルギャザー足指のグー・パー運動

  • ゴムバンドでの足指外転運動

  • ボールを使ったトレーニング(つかむ・転がす など)

  • 裸足で歩く・足指を意識して歩く

前足部の筋肉を目覚めさせることで、

横アーチがしっかりサポートされるそうです。

縦アーチを強化するには…

  • 下腿の筋肉(後脛骨筋・長腓骨筋・短腓骨筋)を鍛える

  • つま先立ち(カーフレイズ)

  • 足首を手前に引き上げるドーシフレクション

  • 足底腱膜のストレッチとケア

  • バランスボードでの片足立ちなどでバランス機能の強化

縦アーチは、いわゆる“土踏まず”の部分。

ここを支えるには、ふくらはぎや足首の筋肉を育てることが重要です。

土踏まずを作るのは一日にしてならず

「土踏まずを作る」って、簡単に言えばそれだけなんだけど、

調べてみるとやるべきことが実にたくさんあるんですね。

でも今回のクリニック訪問とパプちゃんの解説で、

以前よりずっと理解が深まりました。

ひとつずつ、焦らず実践していきます

 

体も足も、急には変わりません。

でも、ひとつずつ試して、自分に合う方法を見つけていきます

足裏の筋肉を育てて、アーチを支え、再びタコができないように、

無理せずコツコツ、筋トレ&ケアを続けていきたいと思います。