巻き爪手術から40年、そして今
足を整えて、人生を整える
Diary of a patient with bunion

巻き爪サロン日記1初体験(閲覧注意)

はじめての巻き爪専門サロンへ

今朝、初めて巻き爪専門のサロンに行ってきました。
立ち方や歩き方を改善するためには、足の指の骨を支える役目を持つ爪の形も、きっと意味があるはずです。もっとできることを探りたいという思いで行ってみました。

人前で裸足になるのは避けてきましたが、もうそれほど人目も気にならなくなったというか
自分の健康を保つことの方が大切だと思うようになりました。

ちょっと緊張しましたが、終わってみれば「行ってよかった」と思える経験になりました。

巻き爪ケアは保険適用外。でも…

施術の前に価格の確認です。巻き爪ケア1本あたり5,500円で保険は使えません。

正直「高いな…」と思ったのですが、店内はお客さんでにぎわっていて、人気のサロンのようでしたし、試してみなければ何も分かりませんから腹をくくりました。

まずは問診と写真撮影からスタート。

私の爪の悩みは長年にわたるので、話し始めると長くなるのでここでは控えます。
今回は3本の指の爪の施術をお願いしました。

施術スタッフは全員女性。安心できました

対応してくださった施術者さんは、若い女性の方でした。

こういったケアはデリケートな部分でもあるので、同性の方にお願いできるのは、やはり気持ちがラクでした。

今どきの巻き爪治療は「ジェルネイル感覚」

今の巻き爪矯正は、なんと樹脂を使った方法。

金属のワイヤーや大きな装置を付けるわけではなく、見た目もすごく自然で、ジェルネイルのように樹脂を爪に貼り付けて痛みのない程度に矯正して光を当てて固めて終わりました。

治療中だと気づかれないくらいナチュラルです。

長年の悩みにプロの手が届く

私の右足の親指は、昔の巻き爪手術の後遺症で爪が変形しています。

一度は根っこを取ったはずの爪が、再生してきて、本来1つの爪が治るはずの狭いスペースで2つに割れた爪が押し合って生えることに。見かけはけっして美しくなく、

皮膚科に行くたびに水虫の可能性があるからと検査して、毎回ただの変形だとわかるのですが変形を治す術はなく、人前で裸足になるのが本当に嫌でした。


写真1:施術前の親指の爪

このサロンでは、このようなケースにも対応してくれるとのことで、希望の光が見えた気がします。初日の今日は、その爪の周りの余計な角質をしっかり削ってもらいました。

爪と指の境目がきちんと見えるように、甘皮も丁寧に処理してくれて、気持ちがよかったです。

自分でもこれまで切ったり削ったり色々してきたつもりでしたが、やっぱりプロの施術は違います。
こんなに綺麗になりました。生々しさはありますが、、、


写真2:施術後の右足の親指の爪

ここまできれいになるとは思いませんでした。
指先は爪が伸びるスペースを確保するために肌色のテープで下へひっぱるように留めています。このテーピングが一番大切なお手入れなんだとか。

支払いにはちょっと戸惑いも

施術自体にはとても満足だったのですが、ひとつだけ気になる点がありました。

施術前に「7回の施術を必ず受ける」というような内容の契約書に署名が必要です。

また、支払いは次回分を前払いすることになっており、初回の支払い合計が約35,000円とのことでした

おそらく、1回で来なくなる方が多いのかもしれません。
どう考えても一度で終わるような施術内容ではありませんから。

私はどうせ1年くらいかけて取り組むつもりだったので、納得して支払いましたけど。

爪と足、両方を整えていきたい

巻き爪のトラブルは、実は「外反母趾・内反小趾」とセットになっていることが多いそうです。

それに、足の両端の爪は、歩行において、地面を蹴る骨をサポートする大切な役割を担っています。

だからこそ、うまく歩くためには、爪の形も、足全体を整える一環として意識すべきところ。

自分の体と丁寧に向き合いながら、地道にケアを続けていこうと思っています。

また経過をご報告しますね。読んでくださってありがとうございました!